上埜動物病院ワンちゃんのおすすめフード
コラム 2016年11月4日
シャンプー療法のメリット・デメリット
皮膚病、特に「アレルギー性皮膚炎」は飼い主さんにとっても頭を悩ます病気の一つで、他の病院にかかっている方がセカンドオピニオンとして当院に相談にくる事も珍しくありません。
色々と飼い主さんと話していると、意外と軽視されているのが、 ”シャンプー療法” です。
今日はシャンプー療法のメリット、デメリットについてお話ししたいと思います。
シャンプー療法のメリット
シャンプーのメリットは、皮膚に直接浸透する事です。
内服薬やサプリメントは一度胃に入ってから皮膚に薬が到達しますが、これに対しシャンプーや塗り薬は直接皮膚に薬効成分が浸透します。
もう一つのメリットは薬のような副作用がない事です。
内服薬はどうしても副作用を考えなければなりません。
シャンプー療法は副作用の心配はありませんし、塗り薬のように塗った後の舐める心配もありません。
シャンプー療法のデメリット
デメリットはたった一つ、飼い主さんの手間です。
あと、もう一つ重要な事、”適切な” シャンプーを選択しなければ意味がありません。
”適切なシャンプー” は獣医さんと相談しながら決める事が一番良いと思います。
シャンプー療法で、”不快な痒み”や”ブツブツ”を「安全に」解決しましょう。
*当院では、様々な皮膚病の患者さんに対応できるよう、そして常に最新のシャンプーを提供できるように、海外から輸入しております。
どのシャンプー剤も自信を持っておすすめできますので、ぜひご相談下さい。