上埜動物病院ワンちゃんのおすすめフード
コラム 2016年09月26日
皮膚病の治療
皮膚病について
皮膚病は病院の来院理由で消化器疾患と並び非常に多い病気で、セカンドオピニオンとして相談される事も多い病気です。
なぜ皮膚病の相談が多いのか?
・アレルギー、免疫疾患、内分泌疾患等治らない病気が多い
・獣医師の説明不足で病気を理解されていない患者さんが多い
・特に転院理由で多いのが、治ったのにすぐ再発した!が以外に多いです。
皮膚病は当院では、とにかくしっかりまず飼い主さんと話をして、病気を理解してもらう事を心がけております。
皮膚病の診断の流れ
①問診、視診
まず、問診、視診により、皮膚の状況を把握します。その後、必要な検査を実施します。
他院ですでに診察している方、セカンドオピニオンを希望されている方は初めに言っていただく事でよりスムーズな診察ができます。
②今後の方針
その後、今後の方針、薬やシャンプーの処方指示、を詳しく説明させていただきます。
分からない所は何でも質問して下さい。
上埜動物病院の皮膚病の治療
①シャンプー療法
当院では、外国よりシャンプーを取り寄せています。
理由は残念ながら、日本で手に入るシャンプーが諸外国より大分遅れている事です。シャンプーは毎年進化した物が発売され、年々効果+皮膚にやさしいシャンプーが開発されています。
シャンプーを長年使用しているのに効果がないなど質問等ございましたらご相談下さい。
②薬物療法
当院では、症状に合わせ、抗生物質、抗ヒスタミン、抗アレルギー薬、抗真菌薬、免疫抑制剤、ステロイド剤、サプリメント等を使用して行きます。
全ての薬で効力、副作用の説明をさせていただきますので、強い薬の際も安心していただけます。
③食事療法
まず、アレルギー検査をするかどうかを話し合い、それによって食事を決めて行きます。
スーパーで売っている処方食、病院の処方食、手作り食、それぞれの利点欠点を話して決めて行くので、もしご飯でお困りの方はご相談下さい。
④凍結療法
一般的に「イボ」「タコ」と呼ばれるもの。
人だけでなく、ワンちゃんネコちゃんにもできます。
今までは麻酔をかけなければできませんでしたが、当院では「液体窒素」を用いて細胞を凍らせてしまう治療法です。
最大のメリットは麻酔をかけずにできる事です。
大きさによりますが、治療回数は1〜5回ほどです。